$\ce{DMSO}$とはdimethyl sulfoxideジメチルスルホキシドの略であり、$\ce{(H3C)2SO}$で表される化学種である。
硫黄と酸素の結合は一般に二重結合$\ce{S=O}$で表されるが、実際は大きく分極した単結合である。
非プロトン性極性溶媒の代表例である。
水に混和。クロロホルムやベンゼンに可溶。
融点:18.5 ℃$^{1)}$, 沸点:189.0 ℃$^{1)}$, 密度:1.099-1.103 g cm$^{-3}$ $^{1)}$, 比誘電率:46.5$^{1)}$, $\ce{p$K$_\ce{a}}$:35.1($\ce{DMSO}$中)
融点が18.5 ℃と高く、(特に冬の日では)溶液が凝固する場合もある。
極性が高く、含まれている$\ce{H}$は全て等価であるため、
重水素化された$\ce{DMSO-d6}$($\ce{(D3C)2SO}$)は高極性物質の$\ce{^1}$H NMRスペクトルの測定溶媒として用いられることもある。
重水素化しきっていない$\ce{DMSO-d5}$のシグナルは2.54 ppmに現れる($\ce{DMSO-d6}$中)。
※他の溶媒中では化学シフトが変化するため、測定溶媒は気にしなければならない。